ゔぇにおの日記(仮)

趣味とか日記とか 映画レビューと読書感想文多め

東京カラオケまつりレポート

6/9(日)に文化放送ディアプラスホールで行われた東京カラオケまつり浜松町大会に出場しました。そのときの様子を覚えている限り記そうと思います。

東京カラオケまつりは東京の5つの地区で行われる予選大会5つとグランドチャンピオン大会から構成されています。それぞれの予選大会へは、DAMとも録音で収録された音源を元に行われる審査を通過した100名ほどが出場することができます。そして予選大会で入賞すると(27名ほど)グランドチャンピオン大会に駒を進めることができます。私は5つの予選大会のうちの3つ目、浜松町大会にエントリーし、運良く出場権を得ました。

東京と名のつく大会ですが出場資格に国籍や住所の制約はありません。全国からカラオケ好きが集まります。また、採点機能は使用しません。

 

12:20-13:00 受付

文化放送のビルの2階で受付をしていました。受付開始時刻以前に、屋外に氏名と歌唱順が貼り出されていました。また出場者に対して観覧のお客さんが同数ほどいらっしゃいました。参加費は5000円取られるのですが観覧は無料です。受付では歌唱曲(提出した録音と同じ曲)とキー、ワンコーラスの切れ目の確認をし、プログラムとカラオケボイスドリンク(まだ飲んでない)を受け取りました。

f:id:venioyonomori:20190613021728j:image

13:00-13:15 開会式

審査員4名の方と大会のプロデューサーの挨拶と大会の諸注意が与えられました。ここに記した時刻はプログラム上のものですが、実際は若干押していました。

13:15-14:55 第一部歌唱

参加者が105名いたので、40、40、25人で第一部から第三部にブロック分けし、その間に休憩を挟む形で順番に歌唱しました。つまり第一部では歌唱順1-40番まで方が歌います。私の出番は第三部だったので、まだ気楽に聴こうと考えていました。しかし、困ったことに40人全員が僕より上手かったのです。これは心が穏やかではいられません。「東京カラオケまつり」、なんとなく名前が間抜けなのでもっと門戸の広い大会なんだろうと思っていましたが、想像以上にハイレベルでした。歌唱以外のパフォーマンス重視の方もいるのですが(ベストパフォーマンス賞なる賞も用意されている)、それでも基本的な歌唱力の面で圧倒的に自分より上なのです。自分は特に衣装やパフォーマンスは用意していなかったのでそれこそ勝ち目はありません。このときは本当に帰りたかった。メリオダスと申します。

15:10-16:50 第二部歌唱

あまりにも自分より上手い人の歌唱が続いたので、なんかもうどうでもよくなってきました。思えば、ワンチャン入賞できると思っていたのが間違いで、とりあえず恥かかない程度に頑張ろうと思えるようになったので第一部のときより緊張は和らぎました。それから、大変失礼な話なのですが、他の方の歌唱をぶっ通しで聴いていたので流石に疲れてきました。

17:05-18:05 第三部歌唱

とうとう自分の出番が回ってきます。休憩の間に舞台袖に回り、儀式的にキーなどの確認を行い待機していました。自分の出番が来るとまずマイクテストも兼ねて名前と歌唱曲をステージ中央で宣言します。このとき、私の声は震えていました。緊張云々以前に陰キャなので、もっと堂々としたいなと感じました。ただ、マイクやスピーカーの質は一般的なカラオケのものとは段違いに良く、歌が始まると今までで一番気持ちよく歌うことができました。私は井上陽水の「心もよう」という曲を歌いました。無難ですし、感情も込めやすく、何よりワンコーラスが短いので非常に歌いやすかったです。

18:05-18:25 ゲスト歌唱

ゲストとして招かれたプロによる歌唱で蹂躙される時間がやってまいりました。はやぶさというユニット(「デュエルマスターズ」OP等担当)がいらしたのですが、やはり圧倒的な歌唱力でした。おまけにトークも面白く、まさにエンターティナーという感じでした。演歌ポップス歌謡曲と何でも歌えるユニットなのですが、特に演歌が素晴らしかったです。普段演歌は聴かないし歌わないのですが、これを機にチャレンジしてみようかと思いました。また、観覧だけならタダでプロの歌唱を聴けることを考えると、なかなか気前のいい大会だなと感じました。

18:40- 結果発表、閉会式

敢闘賞あたりなら審査員の気が狂えばワンチャンあるかもと思いながら発表を聞いていましたが、審査員が正気だったので入賞はできませんでした。審査員からの総評も頂きましたが、その中でも選曲について「自分の声質と自分の歌いたい曲はしばしば一致しない。客観的に自分に合った選曲をするとよい」というお話が心に残りました。実は私が歌った「心もよう」も、自分の中で一番上手く歌えるから選曲したのですが、練習してるときに飽きてしまい、モチベが上がりませんでした。ですが他の曲を選んでいても、結局上手く歌えず終いだったのかなと思います。大会のときはある程度割り切るか、自分の歌える曲を増やして自分に合う好きな曲を見つけるしかないのかなと感じました。

 

また、帰り際に審査員直筆の審査評をいただきました。デレステでよく見るような白封筒に入っていました。各項目(音程、抑揚、発声等)が5段階評価なのですが、私は3が多く、時々4、まれに5を頂く感じでした。コメント等、まるで私のクソザコメンタルを見透かしたかのようにかなり優しく書いていただき、冷静な自己分析とモチベ向上に繋がりました。

 

今後このような大会に挑戦するにあたって、歌唱力を上げることは絶対条件なのですが、それでも歌唱力での単純な勝負では勝ち目がないような気もします。何か突飛なパフォーマンスで会場を沸かせるとかができれば良いのですが、これもシャイな私にはなかなか難しいです。いずれにせよ、求められるレベルの高さを感じました。